台湾には色んな種類のタケノコがある。スープにしたり、サラダにしたり、お店のメニューでもよく見かける。
この「緑竹筍(緑タケノコ)」のシーズンは春から秋まであるそうで今頃(7、8月)が旬だという。春の短い期間しかない日本のタケノコの感覚からすると、シーズンが長いのも夏が旬なのも不思議な感じがする。
毎週末買い物に行っている希望広場ではこの週末タケノコをよく見かけた。味見するとみずみずしく、甘みがあってとてもおいしかったので買って帰った。そんなに大きくないものが2つ入りで160元。
売っていたタケノコ農家のおじさんに教えてもらった通り、皮付きのまま電鍋(これ☆)に入れて蒸す。内釜にはタケノコと一緒にお茶碗一杯の水、外釜にも同じ量の水、それで押したボタンが跳ね上がったら、すぐに蓋を取らずにそのまま蒸らす。蒸し時間時間はおよそ20分ほどだったか。日本のタケノコを茹でるみたいに長時間ではない。エグミはほぼないのでアク抜きの必要もない。 緑竹筍はサラダ向きのタケノコで、繊維はあまり感じないくらい密で、シャキシャキ?サクサク?としている。香りよく甘みがあって、甘いトウモロコシにも似た感じ。
保存はこれまたおじさんに教わった通り、蒸した時の内釜の水に浸けてタッパーに入れておく。
夏場に日本から台湾へ来る人には、食堂のメニューにタケノコサラダを見つけたらぜひ注文してみて欲しい。日本のタケノコとはまた違うおいしさ。サラダといっても茹でて冷やしたもので、台湾独特の甘いマヨネーズを付けて食べるのがポピュラー。これが食べつけないとびっくりする位甘い。
ちなみに、マヨネーズはチューブに充填された形状で、フタなどはない。冷蔵コーナーに売っている。
希望広場へ売りに来るタケノコ農家の中でも特においしいと思って気に入っている農家さん。(出店は不定期)
緑竹筍についてはこちらの記事も。