クラスメイトにおすすめされて完全予約制の、とても素敵な図書館に行って来た。
住宅地にある、庭のある広いお屋敷。
台北市の歴史的建築物にも指定されている日本統治時代の建物をVVGグループが年月を掛けて補修、改修したものだそう。檜の木材や瓦屋根の瓦などもこだわりを持って選んだのだとか。
玄関を入ると、檜(ヒノキ)のとてもよい香りが漂っている。入館してまずこの建物についての説明をひと通りしてもらい(中国語)、その後は、各自自由に過ごす。時間予約制なので、滞在できるのは1時間50分。
座り心地のよいアンティークのソファ席、庭の緑をのぞむ縁側の席、ちゃぶ台のようなテーブルがあって床に座る席、大きなテーブルなどなど。座りたい席、写真を撮りたくなるところがいくつもある。
ひと枠の最大人数は10数名なのだけど、私が行った時(平日13時〜の部)は、とても幸いなことに2人だけだった。係の方曰く、人数が多いと、本を読むより写真を撮るのに行ったり来たりする人も多くて、落ちつかないこともあるそうなので、平日がよいかも。
一番気に入ったのは、個室になった小さな書斎。しばしここで読書。
図書館なのでもちろん本はたくさんあって、中にはちらほらと日本語の本もあった。入館から1時間ほど経つとお茶の時間。珈琲かお茶(お代わりできる)と瓦煎餅が出た。
こんな素敵な空間で本を読んでお茶できて、これで無料だとはなんとありがたい。予約してでも行く価値がある。旅行の合間の休憩に組み込むのもよいだろうな、と思う。私もまたぜひ訪れるつもり。
予約は
こちら☆ から。
目録→預約時段予約すると確認メールが来る。人気だと聞いていたけど平日を選んだためかあっさりと予約が取れた。
入館は15歳以上。
素足禁止なので靴下持参で。