中正紀念堂の國家戲劇院(国家劇場)で、宝塚歌劇(星組)の公演を観てきた。
国家劇場に行くのは夏にロシアのバレエ団の公演を観て以来2回目。中正紀念堂の敷地内には向かい合って建つ双子のような建物がある。ひとつは國家戲劇院、ガラス越しに向こうに見えているのが國家音樂廳。
こんなに中華!な建物の中は、豪華でちょっと中華風のシャンデリア。
公演日が近づいてくると、街中でもラッピングバスを見かけたり、
駅のホームにも大きなポスターが。
今回のストーリーが台湾の人形劇「布袋戲」を基にしているので、当日劇場のロビーにはこんな人形が。
神戸育ちなので、宝塚はわりと身近で子どもの頃から観に行っている。ヅカファンではないけれど、せっかく台湾でも公演があるのならと観に行こうと思っていたのだけど、チケットの発売日をチェックしておらず気付いたらもう発売からしばらく経っていた。
ネットで買ったりコンビニで買ったりもできるそうだけど、諸々苦手なので歌劇院の窓口へ直接買いに行った。公演日が多いのもあってか幸いまだ前の方がぽつんぽつんと残っていた。
繁體字 で「寶塚歌劇」とか、「紅 悠智露」と漢字になっていたりとか、チラシも台湾仕様。星組トップスターは「星組首席明星」。なんだか威厳あって星がキラキラした感じ。
お客さんは日本人ももちろんたくさん見かけたけれど、台湾の方はご年配の方やご老人が多かったのは少し意外だった。バレエ公演の時もそうだったけど、国家歌劇院といえどそれほどおめかししている人は見かけない。そこはやはりあまり服装にTPOのない台湾。気分が上がらないといえばそれまでたけど、気軽に観に行けるという点ではカジュアルな服しか持ってない私には助かるところ。