四国巡りの旅、愛媛で泊まったホテルが思いのほか素晴らしかった。
台湾から夫の社員旅行についていったので、プランは全て旅行会社が決めたもので、私も団体ツアーということであまり内容は期待していなかった。予備知識もなかったので、ホテルが素敵すぎてびっくりした。
愛媛の道後温泉のすぐ裏にある「茶玻璃(ちゃはる)」(
ホテル公式HP)ロビーに入るとなんとなくアートな香り。マリメッコのようなデザインのテキスタイルが掛けられた展示スペースに、お土産ものだけではなくてなぜか北欧雑貨の並ぶ売店。
私たちが泊まった9階のフロアだけが他の階とは違う、特別仕様になっているらしい。フロアに降りるなりテンションが上がる。
9階エグゼクティブフロア
9階専用のラウンジ
ラウンジの奥に5つの部屋
そして部屋のドアを開けると、玄関の空間がもう、ちょっとした狭めのビジネスホテルの一室くらいはある。中に入るとまた想像以上の広さとセンスのよいしつらえに驚く。更にテンションが上がり、写真を撮るのに忙しい。
ヘッド側を見る。住んでもいいぐらい広い。(60平米だそう)ヒノキのナチュラルな床材と、テキスタイルは北欧テイスト。反対側もまだある。
反対側。他に広いバスルームと、別に個室のトイレも。
おしゃれな電気ポットに、マグカップはマリメッコ。洗面台のガラスコップはイッタラ。
ウェルカムフルーツの盛り付けも、今回泊まった他のホテルと比べて1番かわいかった。
後から知ったのだけどこのフロアは、長年マリメッコでデザイナーをされていた愛媛出身の石本藤雄さんという方のプロデュースだそう。
部屋にあった、作品を紹介した本『布と陶』
そしてホテル1階ロビーで展示されていたのも、この方の作品。
ホテルのカウンター後ろの壁にも、陶製の作品が掛けられていた。
和洋取り混ぜたコース仕立ての夕食もおいしかったし、バイキングの朝ごはん会場も中庭の光が入る明るい空間で、並んでいるものもこの旅の他のホテルの朝ごはんよりよかった。
それでいて後で調べてみるとエグゼクティブフロアという名前とこの広さにしては料金もそこまで高くはない。道後温泉に行くという人がいたらぜひともおすすめしたい満足のホテルだった。
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