台北市内で今開催中のランタンフェスティバルを見に行ってきた。
農暦(旧暦)の1/15は台湾では「元宵節」と呼ばれ、まいと各地でランタンフェスティバル(花燈節/燈會)が行われる。台北では北門から西門町にかけてが会場。ランタンフェスティバルという名前ながら、もはや現代化された各種ライトアップやイルミネーションなどのお祭りとなっている。
こんな切り絵の影絵のようなものもあれば、北門のプロジェクションマッピングや郵便局の外壁に大きな消印を投影したものもなかなか面白かったけど、私のお目当ては昔からある飾りランタン。
このランタンフェスティバル、1990年から始まったそうだけど、20数年前に台湾に遊びに来て見に行った記憶がある。その頃は今の場所ではなくて、会場は中正紀念堂。その時の印象が強くて、やはりイルミネーションよりは昔ながらの飾りランタンを見たかった。中山堂の前の広場にずらりと並べられている飾りランタン。学生さんなどのチームによって、伝統的なランタンに創意を加えて作られた作品。コンテスト形式なのか、それぞれの前に一位だの佳作だの、札が置いてあった。クオリティに関しては相当な差があり、くすりと笑えるようなものも。多くは語らないことにしましょう。
今年の干支は猪。台湾ではイノシシではなくブタな年なので、ブタをテーマにした作品がほとんどを占めていた。
ちなみにこの作品、日中に見に行ってみるとこんな感じ。
ブタちゃんの作品が多い中、細工が細かくて目を引いたのはこの昆虫たち。陽明山の昆虫楽団らしい。
同じこの作品の中には、私の好きなカエルも。なぜかカエルの前にはお風呂に入るブタ。 実はこのランタンフェスティバルには2日連続行ったのだけどそれには理由があって、1日目てっきり創作ランタンはないのかと思って見逃していたことに気づいてまた翌日改めて行ってみたという次第。創作ランタンは、メインストリートの中華路より奥まったところにあるので注意。
「台北台北 亮晶晶 2019 花燈節」のラッピングバス。
今年の台北ランタンフェスティバルは24日まで。詳細は
台北ナビ☆ を。