新北市にある眷村「空軍三重一村」(
HP☆)
に行ってきた。位置的にはちょうど迪化街とは淡水河を挟んだ向かい側。MRTオレンジラインの台北橋から歩いて10分ほど。眷村というのは昔大陸から来た軍人さんとその家族が住むためにできた場所。台北で
有名なのは101の近くの「四四南村」で、レトロな展示がかわいい「眷村文物館」のことは以前書いたことがある。(こちら☆)眷村の暮らしに興味があったところへ台北在住の日本人の方のブログ☆で三重一村のことを知った。
素敵な情報ありがとうございます!
ここ「空軍三重一村」は低層の住宅がいくつか立ち並ぶ小さな町のようで、そのレトロな雰囲気から、映画やドラマなどの撮影地にもよく使われるそう。去年の末に観光用に開放されるようになったみたいで、無料で見学することができる。
この手前の丸い部分は日本統治時代の砲台の跡だとか。他にも防空壕のような地下道もあって決まった時間帯にガイド付きで案内してもらえるよう。
私が惹かれたのは各住宅の中のレトロかわいい雰囲気。昔のガラス窓、木枠の窓や鉄格子、古い鉄のドア、などなど。当時を想像しながらゆっくりと見学して回った。
そして私の好きな古いタイルがお風呂や壁や床や、あちらこちらに。
このお風呂のタイルは台中の親戚の家(☆)とよく似ている。
中でも台所や食卓にはやはり惹かれる。古い家電や昔の食器なども並べられていて、テーブルの上のお皿には映像で投影された色々なお料理が並んでいた。
四角い低層の建物の並ぶ様は、なんとなく日本のこじんまりとした公団を思わせるような、はたまた沖縄の米軍ハウスのような雰囲気。
台北市からすぐなのに小さな旅気分を味わえる近場の遠足。
「空軍三重一村」