台湾のカルチャーセンターで「電鍋料理教室」を見つけ参加したものの、全8回のレッスンになぜだか一度も電鍋を使った料理が登場しないまま終わった。とはいえ、日本とは違う食材の扱いや、日本にない調味料など、色々と興味深かったので、引き続きまた通うことに。
「雙椒杏鮑菇」
シシトウとパプリカとエリンギの炒め
前回☆も使った糯米椒は、トウガラシのように見えるけど、辛味のないシシトウのようなもので、今が出始めの季節で柔らかいそう。切ってから炒める前にごま油と塩で和えてしばらくおき、下味をつける。 エリンギはどうやら台湾人は大好きみたいで色んな料理によく登場する。夜市で、そのままシンプルに焼いたものに大行列しているのを見たことがある。手で割いて、油を入れる前の中華鍋で炒めるのが油を吸いすぎず、香りがよく仕上がるコツ。
↑今回もなお教室のタイトルは「電鍋講義」になっている。
「茄子肥腸煲」
ナスとホルモンの炒め煮
ナスは塩水に浸けた後、水気を拭き取ってから油をまぶし、それから炒める。家庭で油通しは面倒なのでこうすると揚げずに済むとのこと。台湾のナスはとても長く、日本のナスはあまり見かけない。
肥腸は豚の腸で、先生がすでに下準備したものを持ってきていたけど、電鍋で長時間茹でる。
ちなみにこのメニュー名の「煲」は、レストランなどではだいたい小さめの土鍋に入った煮物料理。今回は中華鍋で炒め煮に。