台湾の三重、MRT台北橋駅から徒歩5分ほどのところにある「朱記花枝羹米粉炒」(
FB☆)は地元の人たちに人気のお店。メニューはイカとろみスープと焼きビーフンの2つだけ。この近くへ行く時はここで食べるのを楽しみにしている。
「花枝羹(イカとろみスープ)」羹というのはとろみのあるスープのことなのだけど、透明なとろとろスープは鰹が効いていてあっさりとおいしい。スープは一度だけおかわりできる。私はだいたいのものはそのまま食べるのが好きだけど、台湾の方は自分好みに味変させるのが好きなようでテーブルには豆板醤と烏醋が。
そして肝心の具は、イカのすり身団子というより、もはやイカそのものに薄く練り物の生地をまとわせた感じで、プリップリの食感。とても食べ応えあって美味しい。 メニューは2つしかないので、常連さんは「一組」といって注文している。スープ80元、ビーフン30元。一組でたったの110元(400円ほど)2021年3月現在のレート。
お店は、屋根のある廊下で営業している半屋台のような感じ。調理場の前のカウンター以外に、左右にテーブルがいくつかあって席数はわりと多いのだけど、いつでも賑わっている。
朝8時から夜遅くまでの通し営業なのだけど、いつも誰かしら食事をしていて、食事時には行列ができている。內用外帶共に同じ列に並ぶ。(売り切れ次第終了なのであまり遅く行くと閉まっているかも)
何度か行くうち、メニューには書いていないけどビーフンは「小」を頼むことができるのが分かった。ビーフン小は、大同の薔薇柄の小さなお椀に入っていて、お値段は通常より10元安い。小食なのでこれくらいがちょうどいいのだけど、男性などは普通サイズでも足りないのかおかわりしているのを見かけたことがある。
「朱記花枝羹米粉炒」
毎月のお休みや臨時休業などはでこまめに更新されています。
こういうメニューを絞ったお店はそれだけで勝負しているのでたいていの場合おいしい。他にもメニューが2つだけのお店といえば、以前このブログに書いたこちらも美味しい。
また、このイカとろみスープ屋さんの近くには先日ブログに書いた台湾のナンプラー(魚露)のお店がある。